被災地市民交流会とは

被災地市民交流会(Disaster Area Residents Exchange Organization)は、ペーパードームの台湾移築をベースにして生まれました。その活動の中で、様々な国で災害のあった被災地の復興を助け合い、交流し、そして新たな絆を構築していくことが大切であることを学びました。この経験を生かし、国際的に絆を深め、広げていくことにより、私たちは国際社会への貢献に資すると確信しています。

これまで2回の市民交流会を開催するなど様々な活動を展開し、神戸、台湾921、中越、そして四川512、台湾八八などの被災地と市民レベルの交流を進めてきました。

さらに、東日本大震災の発生を機に、台湾のアート集団とも協働で「台湾・東北・神戸をつなぐアートプロジェクト」を軸に様々な交流を進めてきました。

 これまでの主な活動

2005年
1月17日
阪神・淡路10周年(ペーパードーム台湾移設の話始まる)
2008年9月21日 ペーパードーム、台湾桃米に再生
2009年
9月21-23日
台湾921震災10周年に参加 
921社区再建国際シンポジウム
被災地視察(八八水害)
2010年
1月10日

阪神・淡路大震災15周年 被災地市民交流会
被災地視察(尼崎、芦屋、長田、鉄人プロジェクトなど)

シンポジウム「神戸・台湾・中越・四川―それぞれの復興と多文化共生 ―」(神戸市立博物館)
    シンポジウム資料はこちら→ 案内チラシ 当日プログラム

 
「新生・未知への挑戦」     神田裕
「ペーパードーム・新故郷」   廖嘉展
「921から八八水害へ」     黄盈豪
「中間支援組織による復興支援」稲垣文彦
「中国民間NPOボランティアによる支援」 高圭滋

「512地震における民間救助」   郭 虹

2010年10月23-24日

中越地震6周年に参加
被災地視察(小千谷市十二平地区、長岡市山古志ほか)

2011年
1月16-17日

台湾・中越・神戸 被災地市民交流会
被災地視察(鉄人プロジェクト、駒ヶ林など)

シンポジウム「神戸・台湾・中越―それぞれの災害・そして復興―」(神戸市立地域人材支援センター)
      シンポジウム資料はこちら→ 案内チラシ 当日プログラム

「災害社会と非営利組織」 張 正揚
 「災害発生後の集落移転」 福留 邦洋
<コメンテーター> 顔 新珠
<コメンテーター> 平井 邦彦

                      報告要旨はこちら→ 張 正揚 さん報告
                                    福留邦洋さん報告

2011年
7 月20-24日
台湾新故郷及び被災地市民交流会、東日本被災地訪問
        
内容詳細はこちら→ 縁と縁をつなぐ被災地訪問
2012年1月14日 「東日本トークマラソン」(被災地市民交流会シンポ)
神戸市立地域人材支援センター講堂にて
 陸前高田市長洞地区  村上 誠二さん   
 南三陸町志津川地区 工藤 忠清さんご家族
 松島町前副町長  西村 晃一さん
  当日チラシはこちら
  シンポ内容は野田北ふるさとネットHP
          「野田北かわらばん第130号」
2012年2月 「ペーパードームの新しい故郷」(日本語版)出版
 「紙教堂Paper Dome 新故郷」(改訂版・中国語) を翻訳・出版しました。
2012年3月25〜29日 「新台湾壁画隊」準備のため東北訪問 
石巻活動の準備の為 、台湾から6人が来日。石巻訪問後、被災地を巡り大槌に至る。大槌では、大槌活動のきっかけが生まれた。
詳しくは「スタート台についた壁画プロジェクト
                  ―台湾壁画隊事前訪問記」  垂水英司

2012年8月7日〜13日 大槌アート日台共同プロジェクト・「希望の樹」 
新故郷文教基金会を中心にした 13名が台湾から来日、大槌高校生らと共に、カリタス大槌ベースの壁面に、「希望の樹」と「希望の虹」の大壁画を完成させた。
活動内容は  2012台湾壁画隊東北プロジェクト 活動報告書
2012年8月12日〜14日 石巻アート台湾壁画プロジェクト・「春の約束」 
来年春、木造の小屋を建てその白い壁に壁画を描く「(白屋)プロジェクト」を実施するための そのプレイベントとして、台湾からアーティストが石巻を訪れ、街中で市民らと共に壁画の創作、積木で未来の街をつくったり、チョーク絵を描いたり、など交流を深めた。
活動内容は  2012台湾壁画隊東北プロジェクト 活動報告書
2012年10月〜11月 台湾・橋仔頭糖廠芸術村アーティスト・イン・レジデンスに参加
10 月から11 月にかけて台湾・橋仔頭糖廠芸術村で行われたアーティスト・イン・レジデンスに神戸から多田陽一さん、東京から山崎百香さんが 参加した、
 駐村記録ウェブニュースは はここ
2013年2月4日〜5日

松島町長一行、日月潭へ感謝の旅
台湾日月潭などからの義援金 に対し、大橋健男松島町長、佐藤久一郎観光協会会長など一行4人は,そのお礼を伝えるため日月潭などを訪れました。
詳しくは こちら

2013年5月1日〜6日

2013石巻・台湾アートプロジェクト
台湾のアーティスト16名を含むアート集団<新台湾壁画隊>総勢32名が、台湾から運んできた「白屋」に、日本のアーティストと共に壁画を創作する。
場所は、石ノ森萬画館のある中瀬公園の一郭。周辺に野積みされていた石を利用して、市民参加のストーンアートも実施した。
暫定報告はこちら
作品集はこちら

2013年6月2日〜3日 大埔里観光発展協会のメンバーが松島町訪問
義援金のお礼に松島町長が日月潭や埔里を訪れたことに応えて、大埔里観光発展協会のメンバーが松島町はじめ被災地を訪問し、交流を深めた。
2013年8月5日〜7日 「大槌・台湾アートまちづくりプロジェクト」 第1プロジェク
 白屋の組立てと壁画創作

 台湾からアーティスト2名、工作班2名来日
 大槌高校生約40名が参加
 会場 おらが大槌夢広場・新拠点
 主催  大槌・台湾アートまちづくりプロジェクト実行委員会
  チラシはこちら
  報告書はこちら
2013年9月25日〜30日

台湾南部NGO東北訪問団
台湾南部で活動するまちづくりNGOのメンバー20名が東北の被災地・石巻・大槌・釜石・遠野などを訪門。芸術村の蒋耀賢さんや商毓芳さんが中心となってコーディネートしたもの。被災地市民交流会は、現地の活動団体やメンバーとの連絡調整を担当、同行した

2013年10月28日〜11月3日

神戸・台湾アートプロジェクト
3月台湾を出発した白屋の最終プロジェクト。折から開催されている「神戸ビエンナーレ2013」の協賛事業として開催。
1.壁画制作 10月28日−11月3日
台湾から2名と東北から1名のアーティストを招待、当地のアーティスト4名を合わせ8名のアーティストが8枚のパネルにそれぞれ創作。
2.白屋建設 11月1日−3日
台湾から2名の建設班を招き、ボランティアと共に白屋を組み立て。
3.学生フォーラム 11月3日
大槌で一緒に活動した大槌高校生3名を招いて、神戸大学の学生たちがフォーラムなどをします。
4.白屋開幕式 11月3日

報告詳細は、こちら


2014年1月13日

トークセッション「被災地交流1万人市民団をめざして」
 白屋プロジェクト日本を巡る旅の最終イベント。このプロジェクトに関わった人たちを中心に、およそ1年の旅を振り返り、そしてそこでできたネットワークをもとに、今後のことを語り合い、「被災地交流1万人市民団」をめざしてその足がかりの一つにしする。
会場 デザイン・クリエイティブセンターKIITOのギャラリー
1月5日から『加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸 2014』が開催されており、白屋パネル展と共に、この企画のプログラムの一つとして参加した。

報告詳細は こちら


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